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セノハチ専用補機EF67(八本松駅) |
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日本第一の国土軸太平洋ベルトの本州西半分を辿る幹線。神戸から、九州に渡る門司までの537.1キロの路線ですが、東海道本線と一体的に約1,250キロの大幹線を形成しています。尚下関が社境駅で、そのため大部分がJR西日本の路線ですが、関門トンネル区間と終点門司駅はJR九州の所属となります。
現状は東海道本線と同じく長距離輸送は新幹線に譲っているため優等列車は壊滅状態で、姫路までの大阪近郊圏と岡山、広島の各都市圏を中心とした短距離輸送に主眼を置いています。一方で250キロを超えるような長距離運行される普通列車が多いのも特徴で、全線複線以上(支線除く)で優等列車もほぼないので交換や退避もなく表定速度も高めです。また明治期、海上からの砲撃を避けるために海沿いの路線敷設は避けられてきましたが、面するのが内海であったためか、海を臨める区間も少なくありません。姫路以東の新快速も快適ですが、以西の各駅停車の旅も観光都市も多く中々楽しめる路線です。 |
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