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三次駅停車中の急行「みよし」、広島色キハ40普通列車 |
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伯備線備中神代と山陽本線広島を結び、姫新線と共に陰陽連絡線の背骨を形成する路線。175キロの長距離ローカル線です。元々広島と奥備後地方を結ぶ路線と言うよりも、山陽本線の迂回路としての使命を帯びて敷設されたようで、「すべての路線は東京起点」のルールに従って、備中神代が起点となっています。地形を見れば一目瞭然、当然のごとくダイヤ設定は「先太り」となっており、一部では上下一日3本という超閑散区間を抱えています。そのダイヤ事情そのままに、陰陽連絡線の中枢線としていくつかの分岐線は持ちますが、その接続駅は起点備中神代をはじめ、備後落合、塩町と、本州を代表する「小さなジャンクション」が並びます。またかつては多くの急行列車が走っていた名残として、平成18年まで昼行急行列車が走っていたことは特筆されます。 |