|
笹原駅通過中の787系特急「つばめ」 |
|
九州の鉄道の起点駅門司港から小倉、博多、鳥栖、熊本を経由して鹿児島までを結ぶ九州の最重要幹線。起点門司港駅にあるゼロキロ標の石碑には「九州の鉄道の起点」と記されています。国鉄期からJR移管後も島内の優等列車や関東関西からの寝台列車や貨物列車が行き交いました。
ですが平成16年の九州新幹線新八代〜鹿児島中央開業時に並行在来線となる八代〜川内間が第3セクター化されたため、現在は路線が分断されています。さらに平成23年に九州新幹線が全線開業した結果、小倉、博多、熊本、鹿児島の各都市を中心とした近郊路線の集合体という位置づけが強くなりました。特に小倉と博多の北九州の二大都市間はかなりの高頻度運転が行われています。このようにJR化後の特急街道の面影は薄れましたが、一方で長崎・佐世保、日豊、久大など各線への流入優等列車や長距離貨物列車はまだまだ多く走っており、華やかな主要幹線を感じさせてくれます。 |
|