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折尾 ORIO
鹿児島本線と筑豊本線の交点となるジャンクション駅です。両線の接続は日本最古の立体交差であり、またさらに短絡線が独自のホームを持つため、いわば3つの構内を複合したような特異で複雑な構内を持つ駅として知られます。

正面口となる東口駅舎ですが、明治・大正期に増築を重ねています。レトロモダンな九州の名駅舎ですが、複雑な構内や手狭な駅前など利用者数と機能面でのミスマッチが大きく、再開発の一環として新駅舎に移行されています。(H22.10撮影)
手狭と言われる駅前。写っている空間がロータリーのようですが実際は公道で、確かに手狭。昭和の再開発で歩車分離はされています。 駅舎内。増築したとはいえ古い駅舎はやはり手狭です。レトロな大柱や天井が良い雰囲気です。
ホームは6面7線。1・2番の相対式地平ホームは筑豊本線で、上下が各々「若松線」「福北ゆたか線」と別愛称を持ち、若松線用1番線は非電化です。奥で跨線しているのは鹿児島本線ホームです。 鹿児島本線は3〜5番。筑豊本線に直交するように跨線する2面3線の高架ホームで、3番ホームは1・2番乗場の跨線橋を兼ねています。
4・5番ホームへのレンガ造地下通路。木製の支保工が残っている箇所もあったりと、構内各所にも駅舎同様古い施設が残ります。 2番ホームに接するいわば裏口である西口駅舎。大学や高校が複数ある文教地区への出入口で、ミニサイズですが存在意義は大きいようです。
小倉方面と直方方面との短絡線用の鷹見口駅舎。現在福北ゆたか線に使用されています。東口改札を一旦出て100mほどでしょうか。ここにも有人窓口、簡易改札があります。 短絡線ホームは6・7番。相対式の簡易ホームです。元来貨物線でしたが、旅客用に使用した際折尾が「通過」となったため、昭和63年に増設されたものです。
駅データ
駅名 折尾(おりお)
所在地 福岡県北九州市八幡西区堀川町
隣駅 ←陣原 水巻→
乗換 筑豊本線 ←本城
東水巻→
備考 「立ち食いそば」東筑軒へ
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