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網田駅を出る普通列車 |
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鹿児島本線宇土より宇土半島と辿り天草諸島の東の玄関口三角までを結ぶ25.6キロの熊本県内短距離ローカル線。平成23年より公募愛称の「あまくさみすみ線」が使用されています。路線は宇土半島の北岸を辿って下り方面右手に有明海を望みますが、終点手前で半島を横断し、左手に僅かに八代海を望みます。路線の歴史は古く、開業は明治32年で、熊本と天草・島原を結ぶ目的で敷設されました。現在は駅舎が解体された駅が多いですが、三角駅や網田駅の駅舎、また長いホームなどに往年の貫禄が垣間見えます。
地元学生や高齢者頼みのローカル線という実態は否めませんが、JR移管後は国鉄期より運行本数も増え、九州新幹線全通後は熊本から直通する観光特急「A列車で行こう」が運行開始し、やはり天草方面への中距離アクセス線としても奮闘しています。 |
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