三角線赤瀬


赤瀬		AKASE

宇土半島の宇土市最西の集落の山あいにある小駅。集落からそれほど離れてはいませんが、駅のすぐ下り方には宇土半島の背骨を貫く赤瀬トンネルがあり、駅周囲には人家がないため雰囲気的には秘境駅です。

駅舎はありません。ホームは１面１線。長く、カーブしたホームです。ホーム中央に待合所があります。（H24.5撮影）

駅前。特に整備されていませんが、ちょっとしたスペースがあります。駅舎がかつてあったようです。

駅前から振り向いた図。山中です。右の下り坂が集落への道ですが、左の上り坂も先では右の道に合流します。

駅前のスペースから少し逸れるとホーム入口があります。

奥（下り方）に見えるのが赤瀬トンネル。駅もトンネルが近いため堀割地形にあり、鬱蒼としています。

レンガ造のポータルの赤瀬トンネル。半島の脊梁を貫くとは言え分水嶺を越えてすぐに出口となるため長いトンネルではありません。隣の石打ダム駅は僅か1.4キロの距離です。

ホームの待合所。透明な波板で囲われています。立地的に何となく夜などは心細くなりそうです。

待合所内。頼りなさげなつくり付けベンチの上にＦＲＰの既製品ベンチが設置されています。

閉塞的な立地の駅ですが、駅から集落側に少し進むとこのような開放的な風景が広がります。