鹿児島本線八代


八代		YATSUSHIRO

県南部の中心都市で、県内第二の都市八代市の代表駅。市街地中心からやや外れていますが、明治期のルート変更による移転のためです。九州新幹線全通後は中長距離流動が新八代駅へ移り、ローカル輸送の中枢に性格が変わっています。

瓦屋根の大型の木造駅舎です。肥薩おれんじ鉄道は構内共用ですが駅舎は別です。また屋根上に見える直方体の施設は構内裏手の工場のものです。（H22.5撮影）

駅舎内コンコース。みどりの窓口設置駅です。有人改札が２つあります。

コンコースとは別にコンビニ売店がある待合室があります。畳敷きのベンチが八代らしさでしょうか。

ホームは２面４線。鹿児島本線・肥薩線は共用で1～３番を使用します。

跨線橋から見た構内。１・２番線の間に中線があります。

構内にある肥薩線０キロ標。古くは人吉方面が鹿児島本線、日奈久方面が肥薩線でしたが、いずれにせよ肥薩線の起点駅です。

１番ホーム下り方の行止りホーム０番ホームがありますが、現在は肥薩おれんじ鉄道が使用します。以前は肥薩線乗り場だったように記憶していますが。

構内裏手にはJR貨物の駅があります。かつては日本製紙専用線のヤードもありました。

構内裏手の日本製紙八代工場。この工場が新幹線のルートに干渉したのがこの駅が新幹線接続駅にならなかった一因だとか。