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黄色単色の115系普通列車(西相生駅にて) |
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山陽本線の相生から同じく東岡山へ戻る単線電化ローカル線。鯰峠などの峠越えのある山陽本線の南方を、海沿いに進む路線です。この間山陽本線営業キロ60.6キロに対し、赤穂線63.1と大きな不利はありませんが、路線が全線単線のため、山陽本線が1時間弱で走破するのに対し、赤穂線では1時間20分強と大きく後れを取ります。ただしこの間山陽本線は大きな街のない山越え区間ですが、赤穂線は赤穂市や岡山市東方のベッドタウンを擁し、都市圏輸送で賑わうほか、東部は播州赤穂まで関西圏の新快速が直通し、現状最長で北陸本線の敦賀まで達するため長距離輸送の一翼も担います。このため播州赤穂までと長船以遠が比較的運行頻度が高く、中間はのどかなローカル線の風情となります。趣味的には予備知識なく初見で完璧に読めそうな駅名が意外に少ない、何気に難読駅の多い路線です。総駅数に対する比率ではあの飯田線をも凌ぐと思われます。 |
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