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香呂駅に進入する103系普通列車 |
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山陽本線姫路から山陰本線和田山を結ぶ兵庫県内の路線で、近畿圏最西の陰陽連絡線です。民鉄播但鉄道により明治期開業している歴史のある路線で、国営化後も山陰本線の福知山〜城崎間も当初は播但線を名乗りました。国鉄時代は京都口山陰本線、大阪口福知山線と並び、北近畿・山陰東部への優等列車が設定されましたが、特急列車についてはただの通り道で、中間全駅通過という設定でした。現在は引き続き特急列車の運行がありますが、急行列車がなくなったこともあり、線内でも比較的こまめに停車しています。平成10年には途中の寺前までが電化され、姫路都市圏輸送の強化に寄与しましたが、以北は非電化のままで、運行が分断されている格好です。寺前以北にも銀山で知られる生野や、「天空の城」として近年突然注目度の上がった竹田城址のある竹田などがあり、冬季には日本海岸のカニツアーを合わせた観光需要も豊富な路線です。 |
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