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静岡駅の211系普通列車と373系特急列車 |
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日本三大都市圏を結ぶ日本最大級の幹線で、うち新橋(のち汐留(貨))〜横浜間は日本初の鉄道路線です。経営はJRの本州三社に分割されており、うちJR東海は熱海〜米原間を受け持ちます。文字通り江戸時代の五街道の一つ、東海道に沿って進室線ですが、岐阜を中心とした名古屋〜草津間は中山道沿いとなります。日本のメインルートを行く長距離線ではありますが、名古屋・静岡・浜松といった各都市を中心とした短距離輸送が運行のメインで、長距離輸送については東海道新幹線に譲っています。特にJR東海区間においては大部分が昼行優等列車の空白地区で、またかつて新幹線と共に国鉄の象徴的存在だった東海道夜行特急も、平成時代も二桁に入ると凋落の一途を辿っています。これも長距離列車ならでは各社間の思惑が調整しがたいのもその大きな原因ですが、ほぼ非有効時間帯となるJR東海がネックとなっていることは否めません。またJR東日本・西日本が都市圏輸送力を増強している中、名古屋近辺ですら4両編成の列車も多く、それらも併せ「新幹線一辺倒」の批判を受けるタネともなっています。 |
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