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勝川駅で発車を待つ普通列車 |
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静岡県西部の政令指定都市浜松市内のみを走り、JR浜松駅接続の新浜松駅から北方の天竜浜名湖鉄道併設の西鹿島駅までを結ぶ17.8キロの路線です。遠州鉄道(と前身の遠州電気鉄道)はかつては浜松市街から北西の三方原・引佐方面へ向かう奥山線や、新浜松や遠州西ヶ崎から東の天竜川方向へ向かう軌道線も運行していました。現在の鉄道線(通称西鹿島線)は現在単一自治体内の路線ですが平成の合併前は浜松市、浜北市、天竜市と市制クラスの自治体を走り、地方としては沿線人口も多いこともあってデイタイム12分ヘッドの高頻度運転を行っています。路線も起点側の助信手前までを昭和60年に、遠州芝本手前までを平成23年にそれぞれ高架化するなど高速化を進め、利用者数も増やしています。沿線人口や市街部の道路事情も反映し、全国的にも希少な前途の明るい地方民鉄路線と言えます。 |
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