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高山駅停車中のキハ85特急「ひだ」と普通列車 |
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東海道本線岐阜と北陸本線富山をを結ぶ路線。うち岐阜県内をJR東海が管轄しています。「本線」を名乗る通り、かつてはいくつかの支線が分岐していましたが、相次いで第3セクター化され、また自らも幹線ではなく地方交通線に指定されたというちょっと可哀相な路線です。しかし一部2時間ヘッド運行の区間もあり、むべなるかなという印象。
車窓は飛騨川と、分水嶺を越えた後は宮川と絡むように進み、渓谷美が楽しめます。また沿線には日本三大温泉の一つ下呂温泉、小京都高山・飛騨古川などの観光地を擁する観光色の強い路線です。
距離的に東海地区と北陸地区東部の短絡ルートであり、全線非電化単線ながら、新型特急車両の導入以来名古屋〜富山間では、米原回りの北陸本線経由と時間的に互角となり、中京〜北陸東部間のビジネスユースも増えているようです。
平成16年に北部の最閑散区間を中心として集中豪雨の被害を受け、平成19年の復旧まで長期運休となりました。部分廃線すら検討されたそうですが、見事復旧したのは名古屋〜富山間のJR西日本への対抗力も後押ししたのではないでしょうか。 |
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