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郡上八幡駅停車中のナガラ500普通列車 |
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昭和61年、国鉄分割民営化直前に国鉄越美南線を引き継いで発足した第3セクター鉄道です。路線距離72.1キロは青い森鉄道青森延伸まで本州の3セク線最長でした。高山本線美濃太田駅から長良川に沿って白鳥町(現・郡上市)北部の北濃までを結ぶ路線ですが、越美南線の名の通り、元々は分水嶺を越えて福井県のJR越美北線と接続する路線として敷設された路線です。3セク移管後は駅の新設などが活発で、開業時に6駅、その後さらに6駅を新規に開業させているほか、国鉄時代からの駅も多くが改称されており、中には隣の駅名をシフトさせた例も見られます。混乱はなかったのでしょうか。
一部並行していた名鉄美濃町線が廃止となるなど取り巻く環境は厳しいものがありますが、駅の新設のほかにも、トロッコ列車の運行やフリー切符の販売、県内の他の3セク線とタイアップしたイベントなどの観光集客努力も行っています。 |
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