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非電化時代の亀崎駅に到着するキハ75普通列車 |
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東海道本線大府から知多半島の中ほど武豊までの20キロ弱の、愛知県内の短距離盲腸線。知多半島内では路線の西方を名鉄河和線が並走し、武豊以南の半島西岸・東岸に達するうえに、都市圏の中心名古屋に直通するため、利用者数は大きく水をあけられています。とは言え地方交通線としての輸送密度は広島の可部線に次ぐ全国2位を誇ります。また臨海工業地帯を走るため貨物輸送行われています。
路線の開業は明治19年で、現在の東海道本線敷設のため、武豊港からの資材運搬用に武豊〜熱田間に敷設された路線で、必然的に東海道本線より歴史のある、県内最古の路線です。現在もその歴史を示すような古い駅施設を持つ駅もあり、中間の亀崎駅舎はJR現役最古の駅舎として知られます。
国鉄時代は非電化のローカル線でしたが、沿線ベッドタウン化とともに乗客数も増え、平成27年より全線電化が完成しています。(各駅の画像、文章は電化前のものです。ご了承ください。) |
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