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485系「あいづ」と455系普通列車(会津若松駅) |
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福島県の浜通地方と会津地方・新潟県を中通り地方を介して結ぶ磐越線のうち、中通り以西、東北本線郡山駅と信越本線新津駅を結ぶ最南の東北肋骨線。東北新幹線の上野開業までは首都圏直通の特急も走り、また貨物輸送も行っていることなどから、幹線の位置づけとなっています。磐越線として相棒の磐越東線との直通列車はなく、また支線は現在は只見線のみ、孫支線の会津線は第三セクター会津鉄道に転換されています。
路線の性格は大きくは喜多方駅で二分され、以東は福島県の中通りと会津を結ぶインターシティ線であり、磐梯山麓・猪苗代湖畔を辿る山岳電化線で、仙台支社の管轄、また途中会津若松駅でスイッチバックがあります。喜多方以西は「森とロマンの鉄道」を愛称に持つ阿賀野川(阿賀川)に沿う非電化線で、新潟支社が管轄しています。電化区間は赤ベコのマスコットキャラをフィーチャーした会津観光キャンペーン、非電化区間は「SL磐越物語号」を集客の目玉として、共に全国区の観光路線として人気の高い路線ではありますが、首都圏〜会津間では東武・野岩・会津の各鉄道を介した新たなライバルも出現しています。 |