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分水駅の満開の桜と新潟色115系普通列車 |
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信越本線柏崎から同終点の県都駅新潟駅までを、信越本線の東側を併走する新潟県内路線。時刻表路線図などでは沿海路線に見えがちですが、実際車窓から海は望めず、主に穀倉地帯から新潟近郊の住宅街を結ぶ路線です。併走区間の信越本線が日本海縦貫線や上越地方南部などとの広域輸送の一翼を担うのに対し、越後線は旧来よりほぼ線内完結のローカル線として運行(かつて北陸線直通の急行列車は存在した)されており、そのため路線規格は低いものとなっています。
沿線人口そのままに完全なる「先太り」ダイヤとなっており、起点柏崎口では最大4時間運行間隔が空きますが、吉田を経て内野以北では20分ヘッドの運行となります。乗り通した経験上、巻を明確な境として乗客が増えその前後で明暗が分かれますが、遠くに弥彦山を望みながら広大な水田地帯を行く南部区間こそこの路線の象徴であり、魅力であろうと思ったりもするのですが。 |
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