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E257系特急「しおさい」(旭駅) |
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東京と千葉県東端の漁港の町銚子を結ぶ120.5キロの路線。房総半島各線の中で唯一の本線であり、房総各線の背骨となる幹線です。開業は明治期に民鉄総武鉄道としてとかなり早いですが、一方このルートは利根川の水運も発展しており、軍事的な側面も強かったようです。現在は東京と千葉方面を結ぶ都市圏輸送や千葉都市圏内輸送、それ以遠の観光路線といった性格を持ち、東京〜千葉間は総武緩行線として中央線との直通運転を行っています。通称としての総武本線は千葉以遠で、銚子方面のほか、成田方面への直通列車も運行されています。
都市圏の路線として利用者数は多いですが、八街を過ぎる辺りから地方色も色濃くなり山里の無人駅なども存在します。現在東京都心から銚子まで達する高速道路はありませんが、横芝光まで銚子連絡道路という自専道が通じており、中距離輸送は高速バスに押されている実情はあります。 |
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