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川越線
武蔵高萩駅で離合する209系と205系普通列車
東北本線大宮から城下町川越を経由して八高線の高麗川までを結ぶ埼玉県内路線。埼玉県内を約30キロ東西方向に結ぶ路線で、路線単体では都心アクセスの性格はありません。しかし運行実態は大宮方は埼京線を経由して池袋へ直通し、高麗川方は八高線を経由して八王子へ達する一方、線内では運行が中間の川越で二分され、川越を超える列車は車庫のある南古谷始発の数本しかありません。
開業は昭和に入ってからの戦前で、軍事上の要請で東北本線と中央本線を都心を介さず結ぶバイパス線としてでした。元々同方向に西武大宮線という軌道線があり、都心対川越へも東上鉄道が先行開業していて後発の路線でしたが、戦後の好景気期には沿線人口が大きく増え、それに伴い運行頻度も大きく増えました。しかし電化は国鉄末期、複線化も僅か大宮〜日進間のみとインフラ整備は路線に位置づけに比して遅れています。全線複線化は地元から要望されているものの、現在に至るまで日進以遠は単線のままという、ちょっと不思議な都市近郊路線です。

駅名 駅舎 所在地 のりかえ
代表駅 市区町村 都道府県
大宮 駅ビル さいたま市 埼玉県 東北新幹線上越新幹線東北本線埼京線高崎東武鉄道
日進 橋上  
西大宮 橋上  
指扇 橋上  
南古谷 木造 川越市  
川越 橋上 東武鉄道
西川越 新RC/S  
的場 木造  
笠幡 木造
武蔵高萩 橋上 日高市
高麗川 木造 八高線
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<凡例> 代表駅;■(都道府県代表駅)、●(市区代表駅)、○(町村代表駅)、△(町村代表駅「らしき」駅)
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