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金沢 KANAZAWA
石川県県庁所在都市代表駅。国鉄時代から関西・中京方面と関東・新潟方面への優等列車の分水嶺的な主要駅で、平成27年からは北陸本線・北陸新幹線の両終端となり、新在連絡駅となっていました。令和6年に北陸新幹線が敦賀まで延伸すると在来線が3セク化され、国鉄由来の駅として福井駅とともに在来JR線のない県都駅となりました。JR七尾線が乗り入れるため、JRの普通列車、特急列車はやってきます。

旧来の裏手にあたる西口で、新幹線到達後は「金沢港口」の愛称となりました。平成18年に駅併設のホテルと駅ビルが開業し、平成27年に駅前が再整備されました。歩車分離は元々されていましたが、歩行者エリアが大きく拡大されました。(R6.4撮影)
駅前を再整備した際に大きなキャノピーがつくられました。入口の駅名表示の社章はJRとIRの併記です。 西口付近のコンコース。コンビニ、弁当屋、パン屋、ホテル、金沢百番街という商業施設の専門店街「りんと」、飲食店街のある「あんと」などがあり、買い物客も合わせ賑わいます。
IR窓口と券売機。短距離券売機が改札両脇に8台あり(一部休止中)、長距離切符はJR側なので、窓口はかなり小さい室内です。 在来線改札。B改札の名がつきました。改札はJR末期に自動化され、中央の柱(ELV)の右にも改札機があります。有人時代は左が改札、右が集札でした。
改札とホームの間のいわゆる中2階。売店と新幹線乗換改札があります。JR時代にあった待合室と商業施設直結の改札は廃止されました。 ホームは3面7線。ホームは全面に屋根がかぶっていて、風雪には強い反面、薄暗く、夏はかなり蒸し暑いです。3セク化後、ホームの売店は全てなくなりました。
関西・関東・中京方面や寝台列車など色とりどりの特急列車群が発着し、見ているだけで楽しかった乗車位置案内板も、今は真っ白の状態になってしまいました。 3・5番ホーム下り方の欠取式4番ホームは七尾線の観光列車「花嫁のれん」用ホーム。ディーゼル車の排気対策のため駅全体を覆う屋根から外れています。
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