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のと鉄道の駅跡(H28.6)その1

のと鉄道の現終点は穴水駅ですが、かつてその先七尾線は日本海沿いの輪島まで、さらに支線の能登線が能登半島の突端に近い蛸島まで延びていました。この両線、七尾線穴水〜輪島間、20.4キロ、起点除き3駅は平成13年4月に、能登線穴水〜蛸島間、61.0キロ、起点除き29駅は平成17年4月に、それぞれ廃止となっています。廃止後七尾線15年と能登線11年が経過した平成28年6月に(日は何日かにまたがりますが)、全駅の現状を確認に行ってきました。ただ、この先見てのとおり、訪問する季節を誤ったかと…。
●能登線 中居駅 現役時代(「駅と駅構内)へ
国道からの駅入口。人家と商店跡と思しき廃屋があります。看板と電話ボックスがなくなっています。 ホームと、ホームの待合室がそのまま残っています。
歩道ではないですが、低い築堤は刈払されているのか、路盤跡は明確です。 上り方、穴水方面。田園地帯を突っ切る築堤が明確です。

●能登線 比良駅 現役時代(「駅と駅構内)へ
国道からの駅入口。手前は店舗兼民宿だったように思いますが、廃屋となっていました。奥右手も商店跡のようですが、これは現役末期から閉まっていました。 突き当りにはブロック積みの倉庫が残っていましたが半壊状態でした。駅は道路の反対、左手側です。
対向ホームがありました。増設された右手山側のホームが残っていましたが、左手国道側のホームはなくなって人家が建ち、路盤跡に倉庫が出来ていました。用地が払い下げられたようで、立入は控えました。 駅の下り方、蛸島方面。路盤跡は車用の通路として活用されているのか轍があります。もちろん自動車用道路というものではありません。
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