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西神楽駅付近を走行する専用色車両を使用する普通列車 |
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北海道第二の都市旭川と北海道ど真ん中の市富良野を結ぶ54.8キロの路線。全線非電化単線のローカル線です。沿線に美瑛、上富良野、中富良野を擁するほか、ラベンダー畑をフィーチャーした臨時駅があってトロッコ列車も走るなど観光色の強い路線ではありますが、北部は旭川都市圏にあり通勤通学の一面も持ちます。
敷設は明治期で、十勝線として開業しており、釧路線(根室本線)や網走線(池北線)を介して釧路・根室、網走へのアクセス幹線でした。大正に入ると滝川起点の現根室本線の始端部の新線が開業したため富良野線と名を変え、ローカル線となりました。
現在は国内外からの観光客を集める人気の路線である一方、北海道の一ローカル線としてJR単独では維持困難な路線の一つにも挙げられており、上下分離方式などの措置も俎上に上っているようです。 |