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終着駅の代名詞でもあった青森駅、在来特急華やかなJR東北本線時代 |
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現青い森鉄道の一部で、平成22年末に東北新幹線八戸〜新青森開業時に3セク移管した区間です。いわゆる並行在来線の廃止問題ですが、新規に開業した新幹線は大きく沿線を離れ、開業した中間駅も最寄駅上北町から10キロ以上内陸側の単独駅七戸十和田駅だけ。これを「並行」と呼んでよいのか?と物議を醸しました。事実この区間の中間主要駅は三沢、野辺地あたりですが当然新幹線の恩恵に与からず、反対に三沢では優等列車がなくなったために中距離の観光ビジネス客を奪われ、接続線十和田観光電鉄が廃止に、野辺地でも接続線である大湊線が、全国初の事例として、JR接続線のない孤立したJR線となるなど、新幹線の光と影の、影の部分が際立って現出した廃止例となりました。 |