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由利高原鉄道
吉沢駅付近の築堤を走るYR2000形普通列車「おばこ号」
昭和61年に国鉄矢島線を引き継いで発足した第3セクター鉄道会社。JR羽越本線の羽後本荘と南方内陸部の矢島を結ぶ非電化ローカル線です。発足時は本荘市、由利町、矢島町の3市町を走りましたが現在は合併によりすべて由利本荘市域となり、単一自治体のみを走る路線となりました。沿線は子吉川に沿って田園地帯を進む淡々とした車窓が続く、のんびりとしたもの。ただ駅舎の改築は進んでおり、「ふるさとステーション」と銘打った簡易駅舎が多いのは少々残念なところです。なおもともと矢島線は矢島を終着として計画された路線ではなく、現在のJR奥羽本線横手駅とを結ぶ東北肋骨線の一つとなる予定でした。相棒とも言える横手口の路線は老方まで開業していましたが、国鉄に買収されることなく昭和46年に廃止となっています。

駅名 駅舎 所在地 のりかえ
代表駅 市区町村 都道府県
鳥海山ろく線
羽後本荘 RC/S 由利本荘市 秋田県 羽越
薬師堂  簡易    
子吉  簡易    
鮎川  簡易    
黒沢  簡易    
曲沢  なし    
前郷  新木造  
久保田 木造    
西滝沢 簡易    
吉沢 なし    
川辺 簡易    
矢島 合築    
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<凡例> 代表駅;■(都道府県代表駅)、●(市区代表駅)、○(町村代表駅)、△(町村代表駅「らしき」駅)
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