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わたらせ渓谷鐡道
わ89-300形「わたらせ」(相老駅)
平成元年に国鉄再建法に基づきJR足尾線から転換した第3セクター鉄道。「わたけい」や「わてつ」と略されますが、「わてつ」が公式のようで、看板やポスターにも使用されています。JR両毛線桐生駅から社名のとおり渡良瀬川沿いに北上し、栃木県に入った日光市足尾町地区とを結びます。足尾と言えばかつての国内産出の4割を占めた銅山の町ですが、もちろんこの路線の由来も国策としての鉱石輸送。しかし昭和48年に銅山は閉山、その後も凋落の一途を辿り、現在は物流ではなく、旅客の一ローカル線と化しています。一方で渡良瀬川に沿う環境を活かし、オンシーズンにはトロッコ列車やお座敷列車を運転し、観光需要の喚起も図っているほか、桐生口で絡むように連絡する東武鉄道や上毛電鉄ともタイアップし相互補完しようとする姿勢が伺えます。

駅名 駅舎 所在地 のりかえ
代表駅 市区町村 都道府県
わたらせ渓谷線
桐生 高架 桐生市 群馬県 両毛上毛電気鉄道
下新田 なし
相老 木造 東武鉄道
運動公園 なし 上毛電気鉄道
大間々 木造 みどり市
上神梅 木造
本宿 なし 桐生市
水沼 合築
花輪 合築 みどり市
中野 なし
小中 なし
神戸 木造
沢入 簡易
原向 なし 日光市 栃木県
通洞 木造
足尾 木造
間藤 合築
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<凡例> 代表駅;■(都道府県代表駅)、●(市区代表駅)、○(町村代表駅)、△(町村代表駅「らしき」駅)
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