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拓北駅に到着する普通列車(非電化時代) |
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札幌市中心部の桑園駅から当別町の北海道医療大学駅までを結ぶ30.5キロの盲腸線。沿線に大学が多いことから「学園都市線」の愛称が付けられています。優等列車が設定されたことはありませんが、宅地開発の著しい札幌近郊区間は通勤通学路線として比較的厚いダイヤが組まれ、平成24年には北海道医療大学までが電化され、当別までは快速エアポートが直通するようになりました。北海道の路線としては前途有望な路線であると言えます。桑園起点ではありますが全列車が札幌駅まで乗り入れ、また多くの列車が終点手前の当別で折り返します。
尚令和2年までは函館本線の石狩川対岸を併走するような新十津川までの区間があり、さらに路線名が示すとおり元々は札幌から留萌本線の石狩沼田までを結んでいた路線でした。新十津川以遠は昭和47年に廃止となっています。現在の有望さも陰の部分を切り落としての姿であるとも言えます。 |
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