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境港駅停車中の「鬼太郎列車」 |
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山陰の要衝米子と北方の港町境港を結ぶ非電化ローカル線。鳥取県内で最も歴史の古い路線で、現在の山陰本線も一部区間は当初のこの境線を名乗っていました。路線は日本海と中海を隔てる砂州上を走りますが、車窓には日本海も中海も望めず、住宅地から砂地の畑作地帯へと移り変わります。敷設以降順次駅数を増し、現在は17.9キロの路線に両端含め16駅がひしめく平均駅間距離1.1キロの路面電車に近い路線となっています。
終点境港市は漫画家水木しげるのご当地ということで、路線を通じてゲゲゲの鬼太郎をフィーチャーしており、専用の「鬼太郎列車」が走るほか、平成17年からは各駅には妖怪の名の愛称が付けられました。(オリジナル駅名標はこちらをご覧ください。)また平成20年には米子空港の滑走路延長に伴う経路変更が行われ、それに伴い一部駅の廃止/新設、移設などが出ています。 |
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