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福島駅の7000系普通列車 |
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福島県の県都福島市内のみを走る鉄道線で、代表駅福島駅と奥州三名湯の一つ飯坂温泉の温泉街を結ぶ9.2キロの飯坂線を運営する民鉄会社。飯坂線は大正期開業の伝統ある路線で、福島交通はさらに軌道線の飯坂東線と保原線・梁川線・掛田線などその支線、総延長31.5キロの路線も運営しており、東北本線伊達駅や桑折駅に接続、保原や梁川には阿武隈急行が開業するはるか以前に到達するなど路線を延ばしていましたが、ご多分に漏れずモータリゼーションにより昭和40年代に廃止されています。
現在線も経営が順調とは言い難いですが、東北新幹線などから飯坂温泉への観光客のほか、市街部のみを走る平均駅間距離0.77キロという路面電車に近く、デイタイムも20分ヘッドの高頻度運行を行っており、市民の足として活躍しています。 |
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