えちぜん鉄道永平寺口


永平寺口		EIHEIJIGUCHI

えちぜん鉄道移管時に廃止された永平寺線の分岐駅で、現在永平寺へはこの駅から代替バスに乗り換えてアクセスします。また当初は永平寺線はこの駅を中間駅とし、現在のJR芦原温泉駅まで延びていましたが、これも代替バスが走っています。

平成26年に、旧駅舎の構内反対側の国道・バス乗り場側に新築された駅舎です。瓦屋根の洋館風の木造駅舎で、見張り台のような尖塔のような装飾・明かり窓を持ちます。（H28.4撮影）

新駅舎と共に国道からの取り付け道路とロータリー、バス乗り場が整備されました。中央は旧京都電燈古市変電所で、登録有形文化財です。

駅舎内。待合は僅かなキャパです。奥に出札窓口があり、ホームへの入口があります。改札は行われません。

ホームへの構内踏切。反対側は旧駅舎の裏側に通じ、自由通路としても利用されています。

ホームは２面３線。この島式ホーム２・３番が主に使用されています。

ホームから見た駅舎。かつて旧４番ホーム跡があった場所です。永平寺線金津（現芦原温泉）方面乗り場で、廃線後はレールも撤去されていました。

島式ホームから見た旧駅舎。１番ホームに面し、現在も僅かに使用されます。旧永平寺線永平寺方面の乗り場でした。

左にカーブするのが本線ですが、右手の留置線は永平寺線の名残です。除雪車の留置に使用されています。

保存されている旧駅舎。「旧永平寺口駅舎地域交流館」の名で、バリアフリー化、内部改装のうえ開放されています。