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諏訪間 SUWAMA
京善 KYOZEN
市野々 ICHINONO
京福電鉄永平寺線の中間駅3駅です。田んぼに囲まれた諏訪間駅、古い集落の真ん中にあった京善駅、新しい住宅地と田んぼの境にあった市野々駅。いずれも駅舎のないローカルな小駅でした。(平成13年6月に休止、平成14年10月路線廃止により廃止となりました。)

諏訪間駅
東古市駅からの一駅目。1面1線の短いホームに小さな開放の待合室があるだけの小さな駅でした。ホームは足し増しにより2両編成くらいは停まったのでしょうか。廃止決定直後の画像です。(H14.6撮影)
京善駅
仮看板のような駅名標が立っています。この駅は小学校が近いこともあり、他の二駅より利用客は多そうで、ホーム待合室も密閉型のものがありました。これも廃止決定直後の画像。画像奥の短い橋梁にはすでに「通せんぼ」が出来ています。(H14.6撮影)
京善駅のホーム待合室に張られていた廃止案内です。永平寺線がバス転換される旨、他の京福電鉄線が第3セクターえちぜん鉄道に移行される旨、そして運行休止のきっかけとなった2度の事故についてのお詫びなどが記されていました。 市野々駅
現役当時の画像です。電車の左手に見えるのが駅ホーム。諏訪間駅同様小さな開放型待合室がありましたが、自転車置場と化していました。路盤が画像右手の永平寺方向に向け、上っているのが分かります。山の麓の中々雰囲気のいい駅でした。(H13撮影)
     
 
市野々駅(撤去跡) 
市野々駅があった地点の現在の姿です。すでにホームとレールは撤去され、脇にあった踏切も埋められています。キロポストや勾配標は残っており、線路のあった跡ははっきりと分かりますが、駅のあった位置は現役当時を知っていないと判別できないでしょう。これは先の二駅、諏訪間駅、京善駅も同様です。(H16.4撮影)
  市野々駅(撤去跡)
左の画像のとおり、路線跡はレールが剥がされ、駅跡は駅が小さかったこともあり判別困難となっていましたが、路盤跡が舗装整備された際、駅跡にのみ廃レールが敷かれ、駅跡のモニュメントが出来ました。ただ説明書きはありませんでした。(H25.10撮影)
     
駅データ
駅名 諏訪間(すわま)
所在地 福井県吉田郡永平寺町諏訪間
隣駅 ←東古市 京善→
駅名 京善(きょうぜん)
所在地 福井県吉田郡永平寺町京善
隣駅 ←諏訪間 市野々→
駅名 市野々(いちのの)
所在地 福井県吉田郡永平寺町荒谷
隣駅 ←京善 永平寺→
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