鹿児島本線門司


門司		MOJI

九州の玄関駅。本州からの直通夜行特急全廃され、新幹線は隣の小倉駅に接続するため、玄関駅の意味合いは薄れましたが、「関門」の文字通り、その空気は今なお濃密です。

駅舎全体が片流れ屋根となっていた特徴的な駅舎でしたが、平成16年に小ぶりな橋上駅舎となりました。「駅ビル」とまでいかないまでもコンビニとチェーンの居酒屋が入っています。（H21.1撮影）

橋上駅舎の入口は駅舎正面の中央。階段とエスカレーターがあります。

こちらは海側の北口。駅舎機能はなく、ガラス張りの「入口」です。南口の駅舎とは広い構内を越える自由通路で結ばれています。

駅舎改札前のコンコース。売店と窓口があります。やや手狭な感があります。

ホームは３面６線。駅舎橋上化とともにホームも中央の乗り場付近を中心に刷新されましたが、古めかしい上屋が残る箇所も少なくありません。

ホームには売店や立ち食いそば屋もあり、中々賑やか。待合室は橋上駅舎からの階段下にあります。

機回し線を挟み３・４番ホームと５・６番ホームは離れており、若干向きも異なっています。

長距離客車列車の機関車交換は下関駅とともに、この門司駅でも名物でした。この光景ももはや過去帖入りです。

機関車交換が門司駅より下関駅の方が代名詞的であったのは、末期に日豊本線直通列車の機関車交換が省略されていたためでしょうか。