東北本線石越


石越		ISHIKOSHI

旧石越町の中心駅で、登米市の駅。市の中心地区佐沼に鉄道は通らず、その最寄の新田駅が代表駅となっていますが、この駅の方が地区の中心としての貫禄があります。平成19年までくりはら田園鉄道の乗換駅でした。

濃い木調のシックな色合いの駅舎です。平成23年に改築されました。木製の駅名板がありますが、旧駅舎のものではなく、新製です。以前は廃止されたくりはら田園鉄道の石越駅とは向かい合っていました。（H24.11撮影）

駅舎内。駅員が配置されるみどりの窓口設置駅。券売機も設置されています。

ホームは２面３線。わずかながら仙台口にこの駅転回の列車もあり、２番は折り返し用に主に使用されます。

２・３番の大きな上屋は鉄骨に木合板張りの、本州のJR線ではあまり見かけない構造。民鉄線にいるような錯覚に囚われます。

構内裏手に１線の留置線があります。架線柱を見ると元は複数あったようです。

左手に見えるホーム跡の向こう側が旧くりはら田園鉄道線。構内はほぼ連続しており、路線も繋がり、客貨のやりとりがありました。

駅前には廃止されたくりはら田園鉄道石越駅の記念石碑が建てられていました。