宗谷本線雄信内


雄信内		ONOPPUNAI

山に近い無人地帯にある駅。駅名の雄信内は天塩町の集落で、町の支所もありますが天塩川の対岸です。山がちな地形は沿線で珍しいものではありませんが、約260キロの内陸線にして唯一のトンネルがこの駅西方にあります。

宗谷本線としては貴重な古い木造駅舎。窓はアルミサッシ化されているものの、外板改修などはされておらず、建築当初の雰囲気をよく残します。（H20.11撮影）

駅前はこんな感じ。人家がなかったわけではないようですが、廃屋が多いです。

駅舎内。窓口などが大幅に改修されており、内部は平凡。この反対側には自転車もあり、一部駐輪所と化している反面、定期利用者の証でもありました。

駅舎ホーム側。JR化後のもの、あるいは書き直したものでしょうが、達筆の木製駅名板と裸電球がいい雰囲気です。

ホームは２面２線。未舗装のホームを板張りで簡単に土留めしてあります。

構内下り方。駅舎側に留置線が１線あります。保線用に使用されているようです。

構内上り方。ちょん切れた構内踏切。この奥に沿線唯一の下平トンネルがあります。