仙山線愛子


愛子		AYASHI

仙山線仙台口の近郊区間西端の駅で、殆どの列車がここで折り返すため、この駅まではほぼ20分ヘッドの運行も以西は1～2時間に1本のローカル運行となります。また皇太子夫妻の敬宮愛子内親王ご誕生の際には入場券が相当売れたそうです。東北の名泉秋保温泉への下車駅で、秋保温泉口の副駅名があります。

平成30年に改築された鉄骨造駅舎。木調の外装のため木造に見えなくはないです。駅舎入口に説明がありますが、駅名の由来も記されています。「子愛（こあやし）観音」が転じた地名であるとのことです。（H31.4撮影）

駅前ロータリーにある枝垂桜は駅開業時に地名の由来となった子愛観音堂からものだそうです。

駅入口。ちょっとした軒下があります。

駅舎内。あまり広くない駅舎に自動改札を入れたため手狭になっています。改築で売店はなくなっています。

旧駅舎では売店があった位置には待合室ができました。狭い駅舎内でよく確保していると思います。

ホームは２面３線。仙台方面への列車は１、２、３番全てから出ます。奥に見えるのは自由通路です。

ホームを結ぶのは構内踏切。しかも仙台方にあります。２番線が上り本線ながら１、３番からも上り列車が少なくないのは、２番線はこの踏切を塞ぐためです。

２・３番ホームへのアプローチは長いスロープです。駅舎が改築された際に上屋が設置されました。

ホーム待合所には風除が設置されています。若干息苦しいですが有用な機能なのでしょう。