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新吉久 SHINYOSHIHISA
港湾工場地帯の裏路地にある電停。民家も多くあります。ただしいかにも裏路地で、中伏木手前で専用軌道に入るまでの区間は北陸地区の路面電車のうち、最も寂しい立地の区間でしょう。平成29年より「TEKリサイクルセンター前」の副駅名がつきました。

安全地帯が道路標示だけの電停でしたが、交通死亡事故が起きた過去もあり、平成29年に下りのみホームが出来ました。万葉線と、富山地鉄市内線・富山ライトレールを合わせたような設備で、跳ね上げベンチはなく、木製のベンチが置かれます。(R1.9撮影)
ホームの「背」側。新しい富山LR様式の駅名標に、吉久の町並みのパネルが設置されています。 電停の入口はスロープです。ホーム設置時にこれまでなかった横断歩道が出来ました。
他の万葉線の電停ホームと異なり、上屋の突端に駅名表示はなく、一番外側の支柱に表示があります。副駅名も併記です。 道路標示のまま残された上り方面乗り場。道路境界上に警告灯が埋め込まれています。夜間や薄雪程度の積雪なら効果も大きいでしょう。
 
上り方面乗り場は道路脇にバス停のような待合所があります。が、電停への横断が危険なのでしょう。電車が来たら焦りますしね…。   併用軌道の、このあたりにのみある信号機。3、2、1とカウントダウン式です。
     
上下とも道路標示のみだった頃の電停。併用軌道としては屈指の道路幅の狭さが伺えます。(H22.4撮影) さらに道路標示が青く塗られる前。目立ちませんが濡れた路面でのスリップにはこちらの方が強そうです。この頃は下り電停側の路側に大きな待合所がありました。(H16.11撮影)
駅データ
駅名 新吉久(しんよしひさ)
所在地 富山県高岡市吉久2
隣駅 ←能町口 吉久→
備考 旧駅へ
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