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吉久の路面電車デ5022
万葉線新吉久電停脇、高岡市衛生公社前に、平成30年公園が整備され、そこに保存されている車両。昭和26年富山地方鉄道の軌道線の高伏線と鉄道線の射水線がこの吉久で接続しており、その後越ノ潟の富山新港開削まで直通運転が行なわれました。その軌道線鉄道線を直通運転する車両として活躍し、旅客退役後も平成24年まで除雪用車両として62年にわたり貢献してきた車両でした。(H30.9撮影)

いわゆる路面電車、デ5022。旅客用車両として退役後は除雪専用車となったため、前面スカート部の切り欠きはスノープラウが設置された名残でしょう。 サイドビュー。軌道線用車両の体ですが鉄道線乗入れのためでしょう、高床構造で、床下機器がむき出しとなっているのが特徴です。
内部を覗いてみたところ。普通の路面電車といったところ。ただキレイに再整備されているようで、内部開放も視野に入れているのでしょう。 市衛生公社前に整備された公園。公社60周年事業の一環とのこと。この右手に現役の万葉線が走り、新吉久電停があります。
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