呉線仁方


仁方		NIGATA

呉市東部仁方港に面する地区にある駅。下浦刈島、上浦刈島、豊島、大崎下島、岡村島と県道で繋がる瀬戸内海の有人島への入口でもあります。国鉄時代は対岸の予讃本線堀江駅埠頭への国鉄仁堀航路が結んでいましたが昭和57年に廃止されています。

やや大型の木造駅舎です。倉庫のようなスレート葺で、JR化以降に無人化されているため窓枠も改修されたうえで現在ではブラインドが下り、形状はよいもののどこか魅力に欠けるちょっと残念な駅舎です。（H24.9撮影）

駅前通り。突き当たりに駅がありますが駅舎はやや左にずれるためここからはチラリと見える程度です。

駅舎内。窓口は残っていますが無人化され使用されていません。右手に売店跡もありますが自販機コーナーとなっています。

ホームは２面２線です。両ホームは跨線橋で結ばれ、また構内跨線橋に相対するように自由通路跨線橋が構内をまたいでいます。

２番ホームには待合の大きな上屋があります。裏口があり、この中に券売機も入っています。

構内上り方。仁方港の貨物埠頭の大きなクレーンが見えます。

駅南側にある裏口。港側ですが、こちらは新しい団地となっています。