ハピラインふくい今庄


今庄		IMAJO

かつての北国街道の宿場町だった南越前町今庄の中心駅。旧北陸本線の難所木ノ芽峠のふもとの駅として広い構内を持っており、鉄道の街としても発展しました。今はのんびりとした山あいの町で、立派な駅施設も持て余し気味です。

鉄筋コンクリート造の駅舎ですが、平成30年に大幅にリニューアルを受けて、宿場町の玄関口らしい和装の駅舎となりました。駅前も再整備され、駅舎向かいに東屋の待合所も出来ています。（R6.5撮影）

駅舎内。窓口は3セク化前に閉鎖され無人化されました。左手に観光案内所兼物産販売所があります。

駅舎内にはコンコースとは別に、今庄町の展示コーナー兼待合室があります。鉄道の街今庄、宿場町今庄の説明が展示されています。

展示にはかつての今庄駅の模型もあります。

ホームは２面３線で、側線が多数の広い構内です。駅舎とホームは接していません。どの乗り場にも跨線橋を介します。

１番ホームはかつて両面ホームで駅舎との間に１番線がありました。平成16年頃、左手の道路整備時に撤去されました。

かつては木ノ芽越えを控えて賑わったであろうヤード跡。レールは殆ど撤去されています。しかし古い給水塔は残っています。