▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲路線INDEXへ
黒部峡谷鉄道
黒薙駅付近の後曳橋を行くトロッコ列車
黒部川の電源開発のための鉄道を旅客に開放したのが発端で、現在でも純然たる工事用と純然たる観光用という、通勤通学や物流という機能が一切ないという特異な鉄道会社です。その他にも通常の鉄道線に対して特異な点は多く挙げられます。まず路線の軌間が旅客線では全国でも稀な762ミリのナローゲージであり、車両も可愛らしいサイズとなっています。また並行する一般道が一切なく、沿線へは鉄道でしか訪れられず、かつ全国有数の多雪地帯を走るため冬季は全面運休するうえに冬期運休中は一部線路や鉄橋も一時撤去する等の措置を行っています。さらに両端あわせ10の駅がありますが、うち旅客扱いのあるのは4駅のみで、その他の駅は一般旅客は降車することはできません。
旅客線としてのこの鉄道は、道路も通じていない黒部川のV字峡をトロッコ列車で行く純観光路線で、また沿線にはこの鉄道利用でしかでしかアクセスできない秘湯が多くあるため旅客駅は全て何某かの温泉下車駅となっています。こうした環境に家族連れなど一般旅客はもちろん海外からの団体客も多く、新緑と紅葉の季節には特に混雑します。

駅名 駅舎 所在地 のりかえ
代表駅 市区町村 都道府県
黒部峡谷鉄道本線
宇奈月 RC/S   黒部市 富山県 富山地方鉄道
柳橋 なし    
森石 なし    
黒薙 なし    
笹平 なし    
出平 なし    
猫又 なし    
鐘釣 RC/S    
小屋平 なし    
欅平 RC/S    
駅名をクリックすると詳細へジャンプします。
<凡例> 代表駅;■(都道府県代表駅)、●(市区代表駅)、○(町村代表駅)、△(町村代表駅「らしき」駅)
▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲路線INDEXへ