▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲管理人のひとりごとINDEXへ
「駅と駅構内」北陸支所の場合

で、それを言えばそもそもなぜ画像枚数に上限を設定しているかと言うことになるのですが、それはページ容量を極力落とそうとしていたことがまず挙げられます。が、それ以前に、自分に歯止めが効かなくなることへの恐れ、そして、もし上限設定がなければ、今回公開した名古屋駅や京都駅、また未公開駅ですが東京駅や大阪駅といった巨大ターミナル、ヘタをすればそれ一駅で十分なサイトが出来上がるような巨大駅がどういうことになるのか恐ろしくすらあるからです。知識的に(笑)。こうした駅は大体東海道・山陽筋にあるので、これらは本店「鉄道雑学研究所-苦行.net-」にまかせ、北陸支所は行きがかり上軽く触れる、という程度に留めたいと考えています。

しかし反面、7枚駅がインフレ化した以降と、地元中心の初期の公開駅とのミスマッチが出来てしまっているという、比較するとなんだか地元の方がおざなりな紹介になってしまったりしている現状があります。それについてはとりあえず今は「1枚駅撲滅運動」(笑)、コレを密かに展開しております。
現在残っているその「1枚駅」は一つだけ。これも早晩解消したいと準備は整っています。今のうち見つけられた方は、「ははぁこの駅か」、とこちらも人知れずニヤリとしていただければ、と思います。
(※実は北陸鉄道三口駅でした。これは既に修正済みです。)

また話を戻して前者、つまり「気に入らない画像の差し替え」についてはヒマを見ては「再取材」を行い、こちらも順次更新しております。しかしこれが実は迷いの種で、前述のとおり、気に入っているかいないかは最早自分の手を離れているのかも知れず、「あー、前の画像の方が良かったのに」と思われる方が一人でもいらっしゃったなら、心が痛む次第です。とは言うものの、結局は「そんな大層なもんかよ」というのが実情でしょうし、まずは自己満足に走りたいと考えています。

ただ、この過程において再び枚数上限のタガが外れる恐れはやはり抱いております。結局のところ、何を一番恐れるかと言うと、歯止めが効かなくなると「枚数上限を超える駅が増える」→「初期の(地元近辺)駅とのミスマッチが出来る」→「“北陸支所として”再取材の必要性を感じる」、というこの輪廻にはまり込んでしまうこと、つまり「エリアが広がらない」ということに対してなのです。
エリアを広げて公開したいという欲求というよりも、まだ自分は見知らぬ駅との出会いを欲しています。枚数の自主規制は、つまりは自分のためにほかならないわけなのです。


○「もっと駅と駅構内」

さて反面、最近本店「鉄道雑学研究所-苦行.net-」のこのコーナー新規ページの画像がやたらと増えていることに気付かれた方も少なくないと思います。これは駅構内設備・備品別の各コーナーの煩雑さを避けるため、大体の画像は「駅と駅構内」のページに突っ込んでいるからだそうですが、それ以前に取材時の撮影枚数自体も増えているそうです。
ある意味それは仕方のないことで、まず公開エリアが拡大していくにつれ、新規公開ページの駅は、基本的に次第に到達難易度が上がっていきます。その結果「もう二度と来ることはない」という覚悟のもと、取材を行うことになるからです。そしてそれ以前に、駅取材を重ねるにつれ、駅という施設は究極的にはすべからく共通した要素を持っていることを知らず知らず体感していきます。その結果、取材するコツというか、ポイントが分かってくるのです。(さらに所長のように「ひとくだりあった」ような人には嗜好性というか志向性というかが変わっていくということもあるようです。)
そしてさらにそれらの画像を「温存していてもしゃあないし」という境地に達すると、公開ページの画像が増えていく、というわけです。いわばこれらは駅巡りの過程における「進化」なのです。…言い過ぎか(笑)。

で、元々北陸支所は、当然本店のページ構成を参照しつつ(というか踏襲して、というかパクって(笑))作成しましたが、その当時本店の「駅と駅構内」の構成は、コーナータイトルの文字通り「駅舎外観+構内全景」の2枚構成が主で、4、5枚構成のものもちょことちょことあった程度でした。そのため北陸支所作成時の5枚または7枚上限というのは妥当なところではあったのですが、作成が佳境に入る頃(そして大幅な修正禍に見舞われている頃)に、本店のページ構成が変わっていったわけで、いわば今でも北陸支所は「進化前」の本店のスタイルを踏襲しているわけです。まぁもちろん自分にもその「進化」の一端は現れており、以前ならば1枚以上撮れなかった「駅舎なし棒線駅」なども複数枚ページとなり、それなりの規模の駅では7枚駅が増加している訳なのです。

ところが昨年の秋ごろにこのスタイルを揺るがすある出来事が起きました。ご存知とおり、本店の方でもやはりページの変更更新は近頃活発で、やはり初期公開駅の画像追加または差し替えが行われ、変更ページのボリュームもやはり拡大しています。そしてその一環として、あろうことか地元金沢駅のページが「北陸支所の方がショボくなる」という事態が発生したのです。

さてどうする、これは「北陸支所」として致命的な問題ではないか、だが地元とは言え一駅として扱いたい、だが「北陸支所」なんだぞ?、だが上限自主規制が…、
と一通り思いあぐねた結果、「こうなったら徹底的にやったろやないか」という結論に至りました。「本拠地が北陸にあるにすぎません」の北陸支所ではありますが、「北陸支所として」の本分を鑑み、枚数上限無し、既設「駅と駅構内」のコーナーを無視、駅構内・駅前の各コーナーも無視、の徹底的な「ディープな駅と駅構内のコーナー」を新設しようということになりました。これが前回の更新時に金沢駅の「駅と駅構内」のページにひっそり付随させた「もっと駅と駅構内」というページです。これは今後随時ページを追加していく予定で、北陸地区中心の当初公開エリア(旧国鉄金沢鉄道管理局管内)内の特定駅に限定して順次開設し、末は一コーナーとして独立させようと考えております。
北海道の「北広島支所」もできたことですし、エリア拡大の欲求の反面、「北陸支所」という名に応えうる構成も、そろそろ腰を据えて心がけていきたいとも考える今日この頃なのであります。


結局、このページで何が言いたかったかと言うと、

・既設ページも気まぐれに更新していますので、お暇があればたまに覗いてみてください。
・ボリューム不足を感じるページについては、自主規制の結果という場合があり、悪しからずご了承ください。
・北陸地区+αの特定駅については、いずれ詳細版を新コーナー化する予定です。


ということです。

が、しかし結局一番言いたかったのは自分ルールの確認、いわば自分への問いかけ、迷いごとの吐露、つまりまさにひとりごとだったわけです。(ついでに言えば新生「北広島支所」支所長はっち氏、現在開設準備中らしい「信濃支所」支所長(心得?)氏へのメッセージでもありました。)
最後までお付き合いいただいた皆様、そういうことで是非悪しからずご了承下さい。そして「温存しても…、しかし枚数上限が…」と密かに揺れながらも作成、公開されている各7枚駅、9枚駅のページにその痕跡を感じられたときは、人知れずニヤリとしていただければ幸いです。
 (記 H18.2.8)
▲その1へ
▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲管理人のひとりごとINDEXへ