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「駅と駅構内」北陸支所の場合

◎ページの変更更新について
最近はあまり聞かなくなりましたが、学生時代など、サザンオールスターズの曲をよく聞いていた時期があります。まぁサザン様の楽曲云々に口を出すのは主旨が異なるのでさておいて、このバンドの、個人的にとても気に入っているスタンスがあります。それは「リミックスは絶対やらない」ということです。これには個人的に感心すること仕切りなのですが、一旦公表した曲は既に作者の手を放れ、オーディエンスのものとして共有されるからでしょう、(…か?)。あれだけの曲を世に出していれば、曲そのものではなくアレンジなどが気に入らないものもあるでしょう、が、おそらくポリシーとして、公表した楽曲に対して絶対後から手をつけない姿勢は、昨今の風潮からして、賞賛に値すると思います。

大体においてオーディエンスにとって、最初に聞いたものが一番しっくりくるものでしょうし、リミックスとして再度世に出されたものは、どこか小手先に走った、変な作為を感じてしまいがちです。作者にとっても、「日記の文字が気に入らない」と、その日記を書き直すか?ということでしょう。おそらく体裁は整いますが、そこに込められていた思いが同時に失われてしまうものなのでしょう。だから一度世に出たものは、手を加えるべきではないと自分も思っております。

それにしても北陸支所の公開済みのページの画像、たまに見直してみると、「キッタネェなぁ」、とか、「(PC内の)この画像、なんで使わなかったんだろう?」とか思うこともしばしばで、再編集という誘惑にかられたりするのですが、「いやそれは」と踏みとどまっておりました。そう、これはもはや自分個人のものではない、ビジターの皆様方にももう根ざしてしまっているのだ…

んなわきゃない

そんな大層なもんかよ、と言うわけで(笑)、「駅と駅構内」のコーナーの公開エリアが青森まで到達したのを区切りとして、その頃から順次画像の見直しを行っております。また最近では市町村合併に対応すべく、所在地の更新と、それに併せて全ページをマイナーチェンジしました。その過程でやはり画像の差し替えや追加を少なからず行っております。
で、その変更更新についてはアナウンスしたりしなかったりですが、大体の場合、随時こっそりとやっております。アナウンスがなければそのような地味な更新が、一体何人の方が、どれだけ気付かれているのか分かりませんが、それらは最早自分自身把握できなくなっているほど多くあります。まぁもしお暇があれば、たまに過去に公開されたページも見てやってください。こっそり変わっているかも知れません。そしてもしそれに気付かれたら、人知れずニヤリとしていただければ幸いです。


○7枚自主規制
そもそもなんで変更更新の誘惑にかられるかと言うと、上記のとおり、「使用画像が気に入らなかった」「画像が少なく、(他駅とのバランス上、)物足りなさを感じた」というその二つのケースがほとんどです。うち後者については、これも上記のとおり、元々画像ストックがある場合が多々あります。と言うより、使用画像を絞りに絞ってこの枚数に収めたというケースも多く、実は金沢駅や福井駅など、現在200枚を超える画像ストックがある駅もあったりします。(バカみたいに撮ってますので(笑))

というのも作成時のこのコーナー、画像は「1〜3枚標準、5枚上限」という取り決めで作成開始しましたが、しかしどうにも収まりきらない駅が出たため、修正を重ねながら結局特例上限7枚ということでスタートしました。7枚上限は長らく死守してきたものの、特例のつもりの7枚駅はいつしかインフレ化し、さらに駅によっては7枚上限も厳しくなり、とうとう昨年の春頃から「7枚上限、特例9枚」に変更しております。

平成18年2月現在その特例の9枚駅は金沢駅、倶利伽羅駅、高岡駅、筒石駅、有間川駅、能登鹿島駅、横川駅、米山駅、青海川駅、姨捨駅、土合駅、峠駅、新庄駅、そして今回公開の名古屋駅京都駅

まぁ要は紹介するものが多い駅なのですが、それは大きな駅だったり、際立ってロケーションのよい駅であったり、構造が特殊な駅だったりするわけで、思い入れや欲目も含め、自分としてもおおよそ「しゃあないか」と思ってはいる駅たちです。

とは言うものの、実は気になっている駅が一つあります。それは「有間川駅」。確かに海沿いのロケーションのよい駅、確かに路線付け替えの痕跡を残す駅、確かに鄙びた木造駅舎の残る駅、しかしあまりに地味なこの駅は、実は変更更新時、なんとか7枚に収めようとして収まらなかった駅だったりします。

元々7枚特例が特例でなくなったきっかけは山陰本線東部、竹野や佐津といった小駅からで、これらの駅が7枚駅の垣根を低くしたわけです。今のところウチの「駅と駅構内」のコーナーは7枚程度の構成が妥当かなー、と思っており、正直この有間川駅が9枚駅インフレ化の発端とならないことを戒めるばかりです。
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