寝台特急「日本海」を利用して北海道へ旅行した際の画像です。これは大体弘前を過ぎたあたり。生憎小雨まじりの鈍色の空でしたが、気持ちはこれから土日をいっぱいに使える旅行にワクワクとした気分。各地の夜行列車がどんどん消滅していった時期で、JR化以降も長らく2往復あった定期日本海も減便されていました。が、日本海の場合利用率よりも運行効率や車両の劣化が問題になっていたようで、8月末の土曜日でしたがかなりの乗車率でした。自分は青森まで上段に陣取りましたが下段には年配のご夫妻がおり、たまたま秋田で下車されたので座席へ下りることが出来ました。窓の中央にデンと鎮座し視界の邪魔をする梯子も、今後は何コレ?なんて言う世代になっていくのでしょう。この視界と独特のワクワク感がリンクする世代にとっては、ちょっと寂しい気分です。