滝里ダムの上流の小さな集落に島ノ下という小駅があります。利用者数は少なく、結果として平成29年3月ダイヤ改正で廃止の憂き目にあうことがほぼ確定してしまいました。訪れてみると小集落の裏手にひっそりと佇むなんとも魅力的な環境の駅。 無人駅なのでそのまま残置してもよさそうなものなのにと思いもしましたが、現役線なので保線はともかく、除雪を含め駅施設の維持にはやはり費用もかかるわけで、北海道にはこうしたジレンマを抱える人口希薄地の小駅は数多にあり、それは残念ながら容易に打開できない問題となっています。