平成27年3月14日、北陸新幹線が長野から延伸され、金沢まで到達しました。と、細かく書くと確かにその通りなのですが、ここはタイトルのとおりで、「新幹線が金沢へ来た」と改めて考えると中々感慨深いものがあります。個人的には裏日本と呼ばれる日本海側の人間なので、どこか太平洋ベルトの象徴の一つ、新幹線なるものが地元にやってきた、というのがどうにもしっくり来ないわけです。夜行列車の全廃と在来線3セク化、首都圏フリー切符の廃止などと新幹線の利便性。個人的にはこの良し悪しなのですが、地元としては経済効果やステータスも含め大歓迎のムードです。ところで自分の中での実利的な良し悪しはさておき、このやってきた新幹線E7/W7系、個人的に正面の青いラインが太すぎるのがちょっと野暮ったく思えますが、この角度からは最近の新幹線車両としては、まあ好感の持てるデザインだと思います。ちょっとコミカルなカモノハシノーズではなく、やはり新幹線はシャークノーズやカワセミノーズと言われるシャープさがあるデザインであって欲しいと思い、なんとなくホッとしている自分がいます。
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