平成24年3月、特急「日本海」と急行「きたぐに」が運行日の極めて限られた臨時列車へ格下げとなりました。この結果、地元金沢へやってくる定期夜行列車がなくなってしまいました。この両列車の有用性は自分にとって非常に高く、大きな痛手となりました。うち「日本海」は、関西対北海道の使命はもはや機能していたとは言えませんでしたが、北陸対北東北という点では独占的な位置を占め、最後まで人気は高かったように思います。 幼少時「憧れのブルートレイン」は自分にとってはこの「日本海」でした。その最後の雄姿を拝むべく、これはコンデジですが久々にした「撮り鉄」でした。定期最後の冬は久々の雪の多い年で、ラストラン間際はかなりダイヤの乱れや運休が重なりました。おかげでこの日は日の短い季節ながら十分明るい約2時間遅れの通過。機関車がオリジナルのローズピンクだったら良かったのですが。