東海道本線根府川


根府川		NEBUKAWA

太平洋を望む高台にある駅。海への眺望の良い駅です。東海道本線上に初めて現れる、そしてJR東日本管内区間唯一の、無人駅です。関東大震災では地すべりのため巻き込まれた列車が海へ転落し、112名が死亡という大事故が起きています。

瓦屋根の木造駅舎です。形状的にはオーソドックスですが駅事務室側にスリット状の窓が並んでいた痕跡があり、実は意匠を凝らした駅舎だったのでしょう。（H22.1撮影）

駅舎内。窓口はありません。右手に券売機があります。

ホームは駅舎より低い位置にあり、駅舎とホームは接しません。駅舎裏から、海がキレイです。

駅舎裏には関東大震災の列車転落事故にまつわる石碑があります。今でも供花があります。

駅舎からホームへ下りる通路となる跨線橋。施設は古く、通路幅は狭いです。

ホームは２面３線。駅舎側は島式２・３番、遠い側は片面４番ホームです。

ホームから見た駅舎。右の高台に駅舎があります。１番線は撤去されています。

ホームから見た構内。右手２・３番ホームがありますが、大型の待合室があります。

跨線橋から見た駅舎。片面の４番ホームもさらに裏手には保線用留置線があります。