釧網本線川湯温泉


川湯温泉		KAWAYUONSEN

弟子屈町の温泉街、川湯温泉の下車駅。摩周湖、屈斜路湖、硫黄山などの玄関口ともなります。温泉街は駅から４キロほど離れており、また駅周辺にも温泉がありますが、酸性の強い川湯温泉とは異なる川湯駅前温泉という温泉です。

山小屋風の大型木造駅舎です。川湯温泉に御料地があったことから、かつては左辺に貴賓室がありました。現在は無人駅で、事務室・貴賓室がレストランとなっています。また右には集札口跡と旧トイレがあり、トイレは現在足湯に改修されています。（H25.7撮影）

駅舎は天然木を多用しています。駅舎の下部や車寄せは丸太を組んだものとなっています。

特徴的な正面のファサード。ここのハーフティンバーは白樺を使用しています。

駅舎内。左手に窓口跡と貴賓室跡のレストラン「オーチャードグラス」があります。この日は閉まっていました。

駅舎内にあった関取のパネル。これは昭和の大横綱大鵬です。川湯温泉の出身で、温泉街に記念館があります。

駅舎の集札口跡を挟んだトイレ跡。ログハウス風の意匠をそのまま使用した足湯となっています

足湯の様子。駅で屋内の足湯は珍しいのでは。無料です。

駅舎ホーム側。鮭をを持った熊の木像、摩周湖の絵があります。施設的にも自然石洗い出しの腰壁、白樺の改札や上屋の支柱も丸太です。良い雰囲気です。

ホームは２面２線。ホームはやや千鳥配置で、両ホームは構内踏切で結ばれます。構内裏手には旧３番よりホームから離れた留置線が１線あります。