山陰本線名和


名和		NAWA

大山の裾野から延びる崖の中腹にある駅。隣の御来屋駅から１キロ強とやけに駅間距離が短くなっています。線路と国道を挟んで、山側に新しい、海側に古い住宅地がそれぞれ広がります。

「駅前」などというものは一切ない窮屈な立地で、駅入口も隠れた位置にあります。「入居」している居酒屋が管理しています。（H16.5撮影）

線路側から見た駅舎。ホームに居酒屋が乗っかっているような、妙な駅です。

ホームは１面１線。広いですが舗装されているのは乗り場側だけです。

ホームから望む海。隠れていますがこのすぐ下には国道９号線が走っています。

ホームの未舗装部分。なぜこういうスペースがあるのかよく分かりませんが、崖が迫っています。

これもホーム上。こんな碑があります。後醍醐天皇と言えば足利尊氏に敗れ、隠岐に流された天皇です。

さらにこれもホーム上。崖にはポットホールと思しき穴がいくつも見られます。船着場跡といい、かつてはこの辺りが海岸線だったのでしょう。