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沢間 SAWAMA
旧本川根町の住宅地を過ぎ山里の雰囲気が濃くなる地点の駅。大井川の対岸に桑野山という集落があります。付近には高度成長期まで営林署の大規模な林鉄がありましたが、この駅がその起点で、寸又峡方面に約40キロ鉄路が延びていました。

妻面に入口のある小さな木造駅舎があります。全般ヨレヨレですが、窓や入口がアルミサッシ化されているなどの改修が施されています。(H20.4撮影)
駅舎内。小さな待合室ですが、窓口の跡もあります。 ホームは1面1線。駅舎と低いホームの間は車が入れるほどのスペースがあります。
現ホームの対向ホーム跡があり、詰所跡も残ります。 廃ホームから見た本線と現ホーム。構内に溝に対抗線の痕跡がありますが、駅舎側にももう1線名残があります。
上り方、本線の駅舎側にコンクリート製のホッパーの痕跡があります。駅舎側の線路が林鉄跡で、あの下を通っていたようです。 駅前。茶畑と杉林という象徴的な風景。駅舎とホーム間をかつて林鉄が走っており、この駅前通りも林鉄路盤跡だそうです。
駅データ
駅名 沢間(さわま)
所在地 静岡県榛原郡川根本町千頭字沢間
隣駅 ←川根両国 土本→
備考
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