日南線大堂津


大堂津		OODOTSU

日南市南部、細田川河口と大堂津港に挟まれるような砂州地形にある集落の駅。伊比井手前から一旦内陸に入った路線が再びわずかに海沿いに出る地点の駅で、至近に大きな海水浴場があります。駅利用者数は多くはないですが、それなりにまとまった集落にある駅です。

やや小ぶりながら緑の瓦屋根が特徴の、プロポーションの良い木造駅舎です。残念ながら老朽化により平成30年に簡易駅舎に改築されています。（H22.9撮影）

駅前にはカラフルに塗装された人魚の銅像があります。カラーの銅像は珍しいのでドキッとするほどドギツク感じ、この駅で一番印象に残った構築物です。

駅舎内。駅は無人化され、窓口は塞がれています。窓口跡まわりが鮮やかな水色に塗られていますが、人魚像ともども局所で派手な駅です。

ホームは２面２線です。ホームはかなり狭いですが、１番ホームはかつては駅舎側にもう少し広かったのではないでしょうか。

ホームから見た駅舎。間がありますが、路盤跡ではないでしょうか。

２番ホームには大きめの上屋があり、待合所となっています。

ホームから久しぶりに海の見える駅です。

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