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糸魚沢 ITOIZAWA
厚岸町東部の小さな集落の駅。北方には別寒牛湿原があるなど湿地帯で、南方にはチライカリベツ川が流れます。この川はアイヌ語で「イトウのいる川」で、地名・駅名の糸魚沢の由来となっています。(令和4年3月ダイヤ改正時に廃止となりました。)

古い木造駅舎で、前面上部に小さな明かり窓があり、複雑な形状なのが特徴。旧門静駅舎と同型で、路線東部の標準型だったのでしょう。この駅舎も平成27年に簡易駅舎に改築されています。(H21.9撮影)
駅舎内。内部は改修され、外観ほどの古さは感じません。窓口跡は塞がれています。 駅舎のホーム側出口。新しそうですが木製駅名板があります。これが現駅舎の正面にかかっています。
駅舎ホーム側。大屋根が大きめの軒下をつくりホーム上屋となっています。 駅舎の側面。この駅舎の形状の複雑さが分かります。左のホーム側の上屋は転轍機梃子扱い所跡です。
ホームは1面1線です。 使用されていない分岐線があります。奥の野原も路盤跡でしょうか。
駅データ
駅名 糸魚沢(いといざわ)
所在地 北海道厚岸郡厚岸町糸魚沢
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備考 根室本線の駅INDEXへ
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